インドネシア・バリ島でのKITAS(キタス)申請 – 概要編

観光地として人気のバリ島は、観光ホテル等の宿泊施設に限らず、旅行会社、飲食店等様々な場所に外国人が働いています。

 

また、インドネシアに観光で入国する場合、入国審査カウンターの前に、手数料を支払い、パスポートにVISA ON ARRIVALという観光ビザが発行されます。

これを、所謂【VISA/ビザ/査証(さしょう)】といいます。

※査証-Wikipediaそのまま抜粋

査証(さしょう)またはビザ(英: visa)は、国が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券 が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書である。

これと同じくくりで、バリ島で就労するためには、『国が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券が有効であり、かつその人物が就労しても差し支えないと示す証書』であるKITASが必要です。

 

KITASは、Kartu Tinggal Terbatasの省略で、暫定滞在許可証となります。この許可証に伴って、就労をする場合は、IMTA(就労許可証)を発行します。雇用先が決定し、就労するための準備として、暫定滞在許可証(KITAS)と就労許可証(IMTA)申請が必要となります。

初回申請時には在外公館での手続きが必要

同雇用先での継続勤務の場合は、毎年国内で更新が出来ますが、初回のみ、インドネシアの在外公館でVITAS(期間限定ビザ)の手続きが必要となります。

 

期間限定ビザ(VITAS)は、準備が整えば、移民局長が申請者が予め指定したインドネシアの在外公館宛にテレックスを送ります。

 

期間限定ビザ(VITAS)に基づいて、申請者はインドネシアへの入国と事業予定地への赴任が許されます。要するに、ここから就労を目的としてインドネシアに入国することになります。

薄くて分かり辛いですが、緑のスタンプが押され、手書き(緑ペン)で、日付と管轄のイミグレーションの場所、この場合「NGURAH RAI」と記載されます。
薄くて分かり辛いですが、緑のスタンプが押され、手書き(緑ペン)で、日付と管轄のイミグレーションの場所、この場合「NGURAH RAI」と記載されます。

入国の際、観光目的の場合は、入国審査のカウンターでビザを発給してもらい、入国スタンプという流れになりますが、就労の場合は、また違う入国審査カウンターでの手続きとなります。

 

この際、予め申告しているバリ島内の住所に沿って手続きが進んでいるので、居住予定住所を告げる必要があります。

 

居住住所によって、入国した際のスタンプが違い、主な管轄を分けると、【ングラライ・イミグレーション】とされてるか、【デンパサール・イミグレーション】とされてるか・・・となります。

(過去のブログ: バリ島の移民局/イミグレーションについて を参照)

 

スタンプを押された際に確認してみてください。ここで間違った名前が記載された場合、(こちらのミスではないにしても・・)それを訂正するのにもインドネシア・・・費用がかかります。間違いに気付いたら、その場で訂正してもらうようにしてくださいね!

 

※追記

KITASについてのお問い合わせを多くいただきましたので、さらに詳しい手続きについての記事を掲載しました。是非ご覧下さい。

インドネシア・バリ島でのKITAS(キタス)申請 - 詳細編 -

なお、KITAS初回申請及び更新手続きは、当事務所でお手伝いできます。詳細確認を希望されるまたは、手続きを希望される方は、是非直接下記までご連絡ください。

 

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■Vidhi Law Office

電話 :+62(国番号)-361-759605